この記事では、WordPress(ワードプレス)で使用が禁止されている予約語の一覧をご紹介します。
「Custom Post Type UI」などのプラグインで使用すると、不具合が生じる恐れがあります。
エラー表示などもないため原因究明に時間がかかる場合が多く、Web制作には必須の前提知識になります。
この記事でできること
- WordPressの予約語がわかる
- 予約語を使ってはいけないシーンがわかる
この記事を最後まで読めば、WordPress(ワードプレス)の予約語を理解できます。
ぜひ最後まで進めてみてください。
目次
WordPressの予約語とは
WordPressの予約語とは、WordPress本体(コア)の機能と競合するために使用が禁止されているワードです。
WordPressの予約語を使用してはいけないシーン
どのような場合に予約語を使用してはいかないかというと、以下のような用途です。
- カスタム投稿タイプのスラッグ
- カスタムタクソノミー(カスタム分類)のスラッグ
- URLのクエリパラメータ
- GETメソッド・POSTメソッドでの使用
投稿(Post)や固定ページ(page)のスラッグ、タクソノミー(カテゴリー、タグなど)のターム(Term)のスラッグとしては使用してよいようです。
WordPressの予約語一覧
[Ctrl+F]などでページ内検索してみてください。
予約ターム一覧
まず、予約されているターム(term)の一覧です。
- action
- attachment
- attachment_id
- author
- author_name
- calendar
- cat
- category
- category__and
- category__in
- category__not_in
- category_name
- comments_per_page
- comments_popup
- custom
- customize_messenger_channel
- customized
- cpage
- day
- debug
- embed
- error
- exact
- feed
- fields
- hour
- link_category
- m
- minute
- monthnum
- more
- name
- nav_menu
- nonce
- nopaging
- offset
- order
- orderby
- p
- page
- page_id
- paged
- pagename
- pb
- perm
- post
- post__in
- post__not_in
- post_format
- post_mime_type
- post_status
- post_tag
- post_type
- posts
- posts_per_archive_page
- posts_per_page
- preview
- robots
- s
- search
- second
- sentence
- showposts
- static
- status
- subpost
- subpost_id
- tag
- tag__and
- tag__in
- tag__not_in
- tag_id
- tag_slug__and
- tag_slug__in
- taxonomy
- tb
- term
- terms
- theme
- title
- type
- types
- w
- withcomments
- withoutcomments
- year
予約スラッグ一覧
次に、予約されているスラッグ(slug)の一覧です。
注意点
よく「予約語を避けるために複数形にする」などの解決策が提示されていることがあります。
しかし、「posts」や「terms」も予約タームですし、「colors」「forms」「themes」は予約スラッグです。
予約語一覧を都度確認するしかありません。
予約語による不具合の例
ページが404になる
予約タームを使用したケースで発生します。
アイキャッチ画像が設定できない
予約スラッグを使用したケースで発生します。
この記事のまとめ
WordPressで使用してはいけない予約語の一覧を見てきました。
「Custom Post Type UI」では予約タームは登録できなくなっていますが、予約スラッグは登録できてしまうため、不具合が発生します。
必ず両方のリストをチェックするようにしてください。
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